在校生・卒業生の声

在校生インタビュー

手に職を付けられることが自分の自信となる

勝瀬 純(かつせ じゅん)さん

  • 7期生(令和4年度アカデミー生)
  • 県外企業(関西地方)からのUターン入学

私は以前から、「自分はこれができる」と自信を持って言える技術を身に付けたいという思いがありました。ある時、偶然とくしま林業アカデミーの研修生募集チラシを目にし、「自分のやりたかったことはこれだ」と感じ、前職を辞してアカデミーを受験しました。

とくしま林業アカデミーは給付金を受給しながら勉強できることと、就職支援に力を入れていることが私にとって大きな魅力であり安心でした。

実際に入学して、実習や座学で新しいことを学べる楽しさを日々感じています。

私は人付き合いが苦手なのですが、アカデミーでみんなと一緒に汗をかいて作業をしているうちに自然と打ち解け仲良くなりました。

休日は読書をして過ごすことが多かったのですが、アカデミーに通うようになってからは、実習で使う自分のナタを研いだりチェーンソーの刃の目立てを行うようになりました。上手く研げて次の実習の時に綺麗に枝や木が切れると嬉しいです。 卒業後はチェーンソーを使って伐木する仕事に就きたいと思います。目の前の木をどう倒すか自分で考えるのが好きですし、(まだ滅多にできませんが)大きな木を思うように倒せた時の達成感や、木が倒れる時の地響きのような振動が好きだからです。これからもより高い技術と知識の修得を目指して頑張りたいと思います。

地元に貢献し、未来の後輩たちに林業の楽しさを伝えるために今を頑張る

中岡 昴尊(なかおか ほだか)さん

  • 7期生(令和4年度アカデミー生)
  • 県内高校卒業後に入学

アカデミーを知ったのは中学生の時でした。担任の先生に「将来何をしたい?」と聞かれ、林業の高校に進みたいと答えると、「その次は?」と聞かれ悩みました。すると先生から「それなら、とくしま林業アカデミーはどう?」と言われ、その時から関心を持つようになりました。

高校2年生の時、アカデミーのオープンキャンパスに参加し、大きな林業機械を操作させてもらいすごく楽しく、その冬には受験を決めていました。

受験に合格し、入学をして半年近くが経ちました。毎日がメチャクチャ充実していてすごく楽しいです。実習や講義であっという間に一日々々が過ぎていきます。

僕は人見知りをするので、入学する前は他のアカデミー生と仲良くなれるか不安がありましたが、班で一緒になった年上の皆さんや同年代の人が優しくすぐに打ち解けられました。職員の人達は親切ですし、実習を教えてくれる講師の先生もすごく分かりやすくて優しいです。アカデミーに入学して本当に良かったと思います。
僕はマンションで一人暮らしをしています。アカデミーのすぐ近くに借りたのですが、偶然同じマンションにアカデミー生があと2人住んでいます。そんなことから、うちのマンションはみんなから通称アカマン(アカデミーマンション)と呼ばれています。

休日には、アカマンに住んでいる他のアカデミー生とお互いの部屋を行き来して遊んだり、一緒に勉強したりしています。僕は朝早く起きるのが苦にならないので、早起きが苦手なアカデミー生の部屋に行って起こしてあげることがあります。逆に、僕が風邪をひいた時などは、僕の代わりに買い物に行ってくれたり、料理を作って持ってきてくれたりとお世話になる事もありそういう時はすごく嬉しいです。

僕は東祖谷が地元です。かずら橋で有名ですが、僕が一番好きなのは東祖谷の自然豊かな山です。樹齢何百年という木も沢山あります。でも、広大な面積なので管理が難しいところもあります。いつか、そんな山をしっかり管理できる技術を持ち、地元に貢献できるようになりたいです。

アカデミーでしっかり学び林業資格も取得し、就職後は林業に関する様々な業務を経験し技術を磨きたいです。
僕の将来の夢は、知識と技術を正しく身に付けた後、アカデミーの後輩達にそれらを教えてあげることです。今、アカデミーに通って僕が感じているワクワク感や楽しさを、僕の手でいつか後輩達にも味わってもらいたいと思います。

伐倒技術をしっかり身に付けたい

彦上 翔(ひこうえ しょう)さん

  • 7期生(令和4年度アカデミー生)
  • 県内高校卒業後に入学

高校の時にチェーンソーを使って木を伐る授業があり、その時から林業に興味を持っていました。でも、卒業後すぐに就職するのも自信がなく、アカデミーなら大学のような感じで林業について学べるし、休日もちゃんとあるのが魅力的でした。

アカデミーに入学して、実習で技術を学べるとは思っていましたが、知識面もしっかり学べるのが良い点だと思います。体を動かすことが好きなので実習はとても楽しいです。

最近は講義や実習のペースに慣れてきて、8月からアルバイトを始めました。勉強とアルバイトをしっかり両立させたいです。 卒業したら、チェーンソーを使う現場で働きたいです。今は思う方向に木を伐倒できるように、筋トレで筋力をつけ、受け口を正しく切る練習を頑張っています。

アカデミーのダジャレ王に俺はなる!

松尾 光俊(まつお みつとし)さん

  • 7期生(令和4年度アカデミー生)
  • 県内高校卒業後に入学

とくしま林業アカデミーのことは高校3年生の時、先生に勧められて知りました。その後、自分でアカデミーのことを調べて、体を動かすことが好きな自分に合っていると思えたので受験を決めました。私は高校で造園・土木課というクラスに所属していたのでチェーンソーや刈払機の講習や授業を受けたことがあり、その技術をもっと高められるのは楽しみでした。

入学式では人生で初めてスーツを着て、アカデミーの理事長である知事とお会いできとんでもない固い場所に来てしまったと少し後悔しましたが、講義が始まるとすぐに仲の良い友達が何人もできて毎日が楽しくなりました。

私の趣味はダジャレを言うことです。あんまり面白くないダジャレの時もありますが、アカデミーの仲間はいつも優しく応対してくれるのでありがたいです。アカデミーでは広い範囲の技術や知識を学ぶことができすごく楽しいです。

卒業後は現場で木を伐る仕事をやってみたいですが、林業機械を使う仕事にも興味があります。自分はロボットが好きで、自力ではできない大きな力を発揮できる林業機械を使った作業は性に合っていると思います。

卒業生インタビュー

様々な人から知識や技術を学び成長したい!

樫地 皓哉(かしぢ こうや)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県内の高校卒業後に入学

子供の頃から山が好きで、林業の仕事に就きたいと考えていました。高校卒業後、すぐに就職することも考えましたが、高校の先生から林業アカデミーで基礎的な技術を学んでから就職することを勧められて入学しました。実際、アカデミーで学んだ伐倒の技術や知識は今の仕事でとても役に立っており、アカデミーに入学してよかったと思っています。今は、山から材を搬出する仕事を担当しています。自分は伐倒作業が大好きなので、今後は先輩方から多くの技術を学び、チェーンソーのプロを目指して頑張ります!

現場作業の全てに精通した山の仕事師になる!

工藤 大(くどう ゆたか)さん 独身&彼女募集中

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県内の大学卒業後に入学

大学では森林と自然災害の関係性を研究していました。元々はコンサルティング会社への就職を考えていたんですが、卒業が近づくにつれて自分のやりたいことは、机上で行なう仕事ではなくて、思いっきり自分の体を動かして経験を得る仕事だと気づいたんです。それで林業をやろうと考えるようになりました。ただ、何も知らないまま働くよりも、林業を基礎から教えてくれるアカデミーでまずは知識を身に付けようと思って入学しました。

アカデミーでは林業に関する知識や技術を学べたことの他に、私が入学して一番よかったなと思ったのは、アカデミーで異なる経験を持った色んな年代の人たちと一緒に勉強できたことです。同期生が19人もいると授業内容によってそれぞれ得意不得意があります。自分の勉強を頑張るだけでなく、自分が得意なことは手伝い、不得意なことは手伝ってもらう。仲間同士で助け合う中で、今の自分が果たすべき役割を理解したり、人の身になって考えることが以前よりもできるようになりました。

林業の仕事は一人ではできません。このアカデミー時代に得た経験が今もとても有意義に活かされています。 これからも沢山の現場で経験を積み、沢山の人の意見や考え方を吸収してどんな現場でも必要不可欠な人材に成長したいです。

家業(材搬出業)の一連の作業を自己完結できる仕事師になりたい!

堤 賢太郎(つつみ けんたろう)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県外企業(中部地方)からのUターン入学

入学前はスキー場でインストラクターをしていました。仲間に、夏は林業をしている人がおり、「夏の山の仕事(林業)も楽しいぞ!」と言われて興味を持ったのがきっかけです。とくしま林業アカデミーはカリキュラムが充実しており、無料で取得できる資格数が豊富だったのが魅力で入学を決めました。実は家業が林業関係だったので、ある程度林業の仕事を分かっているつもりでいましたが、講義や実習を通じて沢山の林業従事者と出会い、その仕事ぶりを見て、同じ作業でもやり方はいくつもあることを知ることができました。この時に視野を広げることができたのが大きな収穫です。

また、実際に働き出す前に林業作業の理論や安全な作業方法を学ぶことができたので、今も効率性や安全性を考えた作業を行なえています。

自分は虫や汚れることが苦手なのですが、アカデミーの仲間と一緒に作業するうちに苦手意識を克服することができました。とはいえ、今も虫はあんまり好きではないですけどね。

卒業した今も、仕事のことやプライベートのことなどを話し合える友達がいます。アカデミーに通って一番良かったのはそんな友達ができたことかもしれませんね。

林業で働きだしてから、山のことが前よりも好きになりました。休日にはよくキャンプをやります。林業の仕事で得た知識はキャンプに活かせますし、山仕事中の昼食をキャンプ道具で作ったりしています。そういうのがメッチャ楽しいです。 私の職場には心から尊敬できる林業のプロと言える先輩がいます。その人を見習って自分も一日も早く一流の山の仕事師になりたいです。

林業のスペシャリストを目指したい!

友松 亮介(ともまつ りょうすけ)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県外大学(東北地方)からのIターン入学

大学で獣医学を学んでいました。畜産と野生動物や森林は不可分な関係にあり、それらを学ぶうちに、山を育み自然を生かす仕事である林業に興味を持ち始めました。私は頭で考えるだけでなく、自分の体験を通じて物事を理解したいという思いが強く、思い切ってこの世界に飛び込んでみました。とくしま林業アカデミーを選んだ決め手は、1年という短期に集中して知識や技術を身に付けられることと、林業作業に必要となる資格を11種類も無料で取得できることです。給付金を受給できること(※)も心強かったです。

アカデミー在学中は、林業のプロから現場の生の声を聞くことができすごく勉強になりました。

今は県下最大級の製材工場を持つウッドファースト(株)で働いています。この会社を選んだのは、林業の川上にあたる「山の現場」と川下にあたる「木材建築」の懸け橋となる製材に携わることで全体を俯瞰して学ぶことができると考えたからです。現在は原木のはい付け作業を行なう傍ら、会社の理解を得て、県内の国立大学に週一回通学し更なる知識の修得にも努めています。 今後、様々な部署の仕事を経験し林業の仕事の全体を理解できる人間になりたいです。また、将来は木育をはじめとした人と森林の密接な関係作りに携わりたいと思っています。

給付金の受給には、所定の要件を満たす必要があります。要件については、https://tr-academy.net/curriculum/をご確認ください。

ひとつひとつの仕事のクオリティを高め、将来は独立を目指す!

中根 英仁(なかね ひでひと)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県外企業(中部地方)からのIターン入学

親戚にアカデミーを紹介されたのがきっかけです。林業については全くの素人だったので、アカデミーで基礎からしっかり学べたのはよかったですね。

就職して実際に働きだすと、日々の仕事の中で細かなことをゆっくり学ぶことは難しいです。現場で複雑な作業を行なう時にもアカデミーで基礎を学んでいるので技術の習得や理解が早くできてるなと感じることがあります。 現在は(株)樫谷林業で働いています。自分を信じて仕事を任せてくれるのでいつもやり甲斐があります。時にはハードルの高い作業もありますが、それをこなせた時の喜びはとても大きいし、自分が成長できたと感じられます。これからも大きな仕事をバンバン任せてもらい実力を磨き、いつかは自分の技術で独立を目指したいと思います。

周りの人たちのことを考えて仕事を行なう

元木 優希(もとき ゆうき)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県内高校卒業後に入学

高校在学時、オープンキャンパスに参加してアカデミー入学を決めました。入学してすぐは不安が大きかったですが、仲間のみんなと相談し合ったり、アドバイスをくれたりして頑張ることができました。色んな年代の人がいるので研修でも自分では気が付かない視点を教えてもらえたのが勉強になりました。アカデミーでは林業に関する資格を11種類も取ることができ、自分は今の職場に就職後に即戦力として働き出せたのが嬉しかったです。 就職について、最初は山で伐採する仕事を考えていましたが、インターンシップの時に土場で林業機械を使った作業を体験し、自分がやりたい仕事はこれだと思い決めました。毎日土場でグラップルやフォークリフトを使って仕事を頑張っています。これからも機械運転の技術を磨き、自分の次に作業をする人に「仕事がやりやすい」と思ってもらえる仕事を心がけていきます。

経営的視点から林業を捉えられるようになりたい

米盛 達哉(よねもり たつや)さん

  • 6期生(令和3年度アカデミー生)
  • 県外企業(首都圏)からのIターン入学

関東の音大で音楽と美術を学んだ後、建築現場で施工管理の仕事をしていました。建物を作る上で木が欠かせないことを知り、身近に接するうちに木そのものにかかわる仕事に就いてみたいと思うようになりました。

とはいえ、林業についての知識はほとんどない状態だったため、林業学校のような施設で学ぶことを考え、資格取得の豊富さと充実した研修カリキュラムに魅力を感じて、徳島県の林業アカデミーへの入学を決めました。

アカデミーに入学してよかったことは、その運営母体が大きく、しっかりとしたネットワークがあるため、第一線で働くベテラン山師に貴重な生指導を受けられたこと。そして、インターンシップ可能な企業数が多く、研修先の細かな相談ができ融通が利いたことです。

そんな複数のインターンシップ先の中から現在働いている(株)アライ造林と出会いました。インターンシップを通じて私は社長や社員の方の人柄に惹かれ就職を決めました。現在は現場作業はもちろんのこと、作業に必要となる申請書類の作成などの事務作業も担当しています。

徳島は自然豊富なうえ、近県に魅力的な観光スポットが数多くあるので休日には温泉めぐりや美術館鑑賞などを楽しみ、仕事もプライベートも大変充実しています。 将来的には経営的視点から現場の改善点やより良い作業ができるよう提案をできる人材を目指したいです。