アカデミーの特色
当アカデミーは全国でも珍しい市街地立地型の研修施設です。近隣には数多くの賃貸アパートがあり、飲食施設、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンターなどもあり至便です。銀行・郵便局などもアカデミーから徒歩圏内にあります。とくしま林業アカデミーの運営母体は徳島県内最大級の林業団体であり、新植から下刈、間伐、主伐、地拵えといった主施業はもちろんのこと、施業に必要な作業道開設、植林のためのコンテナ苗木生産などの幅広い事業を展開しております。アカデミー生はそれらの種類豊富な現場研修を受講できます。また、安全対策に特に注力しており、最新のVR機器を活用したチェーンソー使用シミュレーション講習を行ったり、危険を伴う重機の使用前には、「高性能林業機械シミュレーター(ハーベスタ)」を使用して現場さながらの事前講習を実施しております。
県外からの入学希望
県外からの入学実績は多数ございます(北海道、本州、四国、九州・沖縄の全エリアからの入学実績あり)。不明なことはアカデミー事務局にお気軽にお問い合わせください。
当アカデミーは全国でも珍しい市街地立地型の研修施設です。近隣には一人暮らし用賃貸アパートが数多くあり、飲食施設やスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンターなどもあり至便です。銀行・郵便局などもアカデミーから徒歩圏内にありますので基本的な生活に困ることはないと思います。
入学前の事前準備
体力づくりをしておくに越したことはありませんが、入学後でも体力づくりは十分間に合います。アカデミーでは山登り等の体力づくりのカリキュラムも準備しております。
研修で使用する道具類は、アカデミーで一括して揃えることができます。その場合でもある程度の選択が可能(例.チェーンソーは大手メーカー3社から選択可能)ですが、希望があればご自身で好みのメーカー等の道具を揃えていただいても構いません。販売店の紹介も可能な限り対応いたします。
ほとんどの道具はアカデミーを通して注文可能です。
学校生活に関して
年度により異なりますが、令和4年度(7期生22名)の場合、10代11名、20代4名、30代5名、40代2名です。例年、様々な年代の方が入学されております。
令和4年度(7期生22名)の場合、高校新卒者11名、社会人経験者11名です。最年少者と最年長者の年齢差は約30歳ありますが、例年アカデミーに通いだしてしばらくすると講義や実習を通して仲が深まり、プライベートで遊びに行くなど年齢を超えた長い付き合いをする人達も多数おります。
AM8:50~9:00までHR、9:00~16:00まで授業(原則90分授業を午前2回、午後2回実施。各授業の間に10分程度の休憩。昼休みは60分間。)
※ただし、現場実習、資格講習など、上記時間に当てはまらない場合もあります。
例年4月1日(土日に当たる場合はその次の平日)と翌平日の計2日間オリエンテーションを行い、その翌平日から授業を開始します。
土日祝日のほか以下の日程の休暇を設けています。
夏期休業 8/ 1 – 8/15 冬期休業 12/27 – 1/4
アカデミー生は、全員普通傷害保険(期間1年間)へ加入いただきます(保険料はとくしま林業アカデミー負担)。研修中のケガについては、原則傷害保険により保障されます。
研修の大まかな内容はこちらをご覧ください。(https://tr-academy.net/curriculum/)
とくしま林業アカデミーでは、現場での実機を使った操作訓練はもちろんのこと、平成30年度からは全国初となる「高性能林業機械シミュレーター(ハーベスタ)」を導入しており、実機操作前に臨場感ある環境で十分に練習を積むことができます。
通学手段、住居等日頃の生活について
自動車、自転車、バイクでの通学が可能です。それぞれ無料駐車場を完備しています。
また、最寄りにはJR鮎喰駅もあり、鉄道通学のアカデミー生もおります。(駅からアカデミーまで徒歩20分・1.5km)
鉄道や自家用車などで所要時間一時間半ほど掛けて通学されているアカデミー生もいます。
当校には研修生用の寮はありません。下宿をされるアカデミー生は近隣の一人暮らし用賃貸アパートなどを契約しています。
特定の不動産業者やアパートの斡旋はしておりませんが、近隣に国立大学があるため、賃貸マンションは数多くあります。
アカデミーは市街地にあるため、近隣に複数のコンビニや飲食店、スーパーマーケットもあります。
アカデミーに食堂や売店はありません。昼食は各自で持参する必要があります。飲み物の自動販売機は校内にあります。
受験に関して
日本国内に住民票がある方は受験可能です。試験内容は全て日本語表記になります。
入学する時点で18歳以上であれば、年齢の上限については問いません。
ただし、山林での実習等がありますので、チェーンソーなどの道具を持って山林を歩ける程度の体力は必要となります。
様式は病院等の任意様式によりますが、次の項目の検査結果が必要です。
<項目>
・問診・身体測定・X線検査・尿検査・聴力検査・視力検査・血液検査(貧血検査、肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査)・心電図検査
入学申請前の3か月以内の受診とします。
最終学校に問い合わせ卒業証明書を発行してもらうことを基本としていますが、学校の統廃合等で証明書の発行が困難な場合はアカデミーにご相談ください。
義務教育卒業程度の知識問題と、一般的な教養問題(択一問題)です。
電卓や電子辞書などの持ち込みは不可です。
給付金について
受給資格要件はこちらをご覧ください(https://tr-academy.net/curriculum#benefits)
年間最大155万円が支給されます。ただし、受給にはいくつかの要件を満たす必要があります。詳しくはこちらをご覧ください(https://tr-academy.net/curriculum#benefits)
失業保険や生活保護など、生活費の確保を目的とした国の他の事業による給付金と緑の青年就業準備給付金を重複して受給することはできません。
給付金の支給要件から外れる可能性があります。ご家族の職場にご相談ください。
費用について
授業料、入学金、資格取得費の全てが無料です(個人の所有物となるもの等は除きます)。
授業に関して
例年、森林や林業に初めて関わる方がほとんどです。とくしま林業アカデミーでは林業初心者の方にも十分な知識を身に付けていただけるよう基礎的な内容の授業も充実させております。
講義が4割、実習が6割です。初期に基礎体力作りと必要な知識習得を行い、その後は実践的技術の習得を目的とした実習重視のカリキュラムとなっています。
講義や実習は既定のシラバス(https://tr-academy.net/wp-content/uploads/2022/05/030516a9274e0a4bd95fc418dacb3c05.pdf)に沿って行われます。
ただし、天候不順等、やむを得ない場合には講義や実習内容を変更することがあります。
既に資格を取得されている方も学び直しとして、他の研修生と同様に研修を受講していただきます。
一部の科目の受講には必要となるため、原則は入学前までに取得してください。何らかの理由で入学までに取得できない場合はその旨をアカデミーにご連絡ください。
卒業後の進路に関して
県内の林業事業体(森林組合、素材生産事業者など)への就職を想定しています。
とくしま林業アカデミーの運営母体である「公益社団法人徳島森林づくり推進機構」では、厚生労働大臣の許可を受けて「無料職業紹介事業」を行っています。過去のアカデミー卒業生(第1期~第8期生120名)の林業就職率は100%です(求人倍率平均3.48倍)。安心してご相談ください。