福生 拓真 さん

福生 拓真さん
  • 10期生(令和7年度アカデミー生)
  • Uターン入学
  • 38歳

1.アカデミー入学前について

アカデミーを知ったきっかけは何でしたか。

大阪のとくしま移住就職・UIJターンのコンシェルジュ那須さんからの紹介です。
私は当時兵庫に住んでいて、そこから地方移住を考えていました。地元が徳島なので、第一候補は徳島県でした。でも別の県でもいいとは思っていたので、他の県も情報収集をしていました。

入学を決めた一番の理由はなんですか。

公務員をしていたのですが、前々から、いつかは山暮らしをしたいと思っていました。山で暮らすならジビエのビジネスをしたいと思っていたので、前職を辞めて最初にしたことはジビエの解体修行をすることでした。実際にその世界に触れてみて分かったことは、ジビエのビジネスは、山暮らしの環境を整えて、人間関係を作ってからでないと始められないということでした。

そこで、山で暮らすためにまずは山に関わる仕事をやろうと思い林業を選びました。そんな状況で訪れたとくしま移住就職相談の場で、徳島には林業のアカデミーがあると聞き、興味を持って見学に行きました。その際に職員の方から、安全に林業の技術を学ぶことができるという説明があったことが決め手になり、アカデミーの入学を決めました。

実は、林業事業体に直接就職することも一瞬考えました。でも、自分も前職で人に仕事を教えた経験があり、実際、自分の業務をこなしながらでは対応が難しい時もあり、それを学校できちんと学んでから現場に出られるというのは大きな魅力でした。

入学前に不安だったこと、迷っていたことはありましたか。

新しいことを勉強できる環境、給付金もあり、不安はなく楽しみが大きかったです。

2.入学後の率直な感想

入学して一番大変だと感じたことは何ですか。

無料で勉強できて資格も取れるのはありがたい仕組みです。一方で、転職組は前年度の給与に対し住民税などの税金がかかります。生活のための給付金の制度もあり大変助かるのですが、一応そのことは頭に置いて計画的に準備しておいた方がいいと思います。自分は日々の生活により余裕を持たしたかったのでバイトを平行して行ないました。

逆に、思っていたより大丈夫だったことはありますか。

この歳で学生に戻るという不安もあり、自分よりも年上の方はいいとして、自分の半分くらいの年齢の人と一緒に勉強するのは大丈夫かなと思っていたのですが、実際には全く問題なかったです。

「入学して良かった」と感じた場面があれば教えてください。

すごく思うのは、林業の入口としてアカデミーには、是非入るべきだなということです。

全国各地からも講師として声がかかるような、徳島県内のレジェンド級の講師にじっくり学べるということは、基礎づくりに大いに役立ち、そこが一番安全につながるので良かったと思います。

インターンシップで沢山の林業事業体を経験させてもらうのですが、そこの人たちからは「自分はここのやり方しか知らない」という話を聞いたこともありました。アカデミーは環境の異なる様々な地域のやり方に習熟したベテランの指導を受けられるのがとてもいいです。

また現場での技術だけではなく、講義では、経営や品質管理・生産の管理・収益がどれくらい上がるかなども学べました。将来的に独立を視野に入れている人におすすめです。

3.授業・実習・現場について

印象に残っている授業や実習は何ですか。

全部印象に残っています。1つ挙げるのって難しいですね。強いて挙げるなら、初めての現場実習で伐り方を教わって、自力で大きな木を伐倒した時のことです。その後、インターンシップで状況に応じた様々な伐り方を教わって実践的な技術を学べたことも印象深く記憶に残っています。

実際に現場を経験して感じたことはなんですか。

率直に楽しかったです。アカデミーで学んだことを活かせるかとわくわくしました。

入学前に想像していた林業との違いはありましたか。

良くも悪くも何も印象を持たずに入ってきました。

職人気質で怖めの人が多く、「目で見て覚えろ!」という感じなのかと思っていましたが、教えていただいた方々は優しい人が多く、丁寧に教えてくれました。

林業が好き、自分の仕事が好き、自分の想いを持っているという方が多い印象です。  あと、体力的に不安を持っていたのですが、想像していたよりも機械化が進んでいて、体力バリバリでないと!という感じではなかったです。とはいえ、キツい時はきついので、まだまだ体力面も自分を鍛えたいと思っています。

4.これからについて

卒業後の進路について、今どのように考えていますか。

早く一人前になりたい。自分は林業をやっていると胸を張っていえる仕事ができるようになりです。そして、ただ仕事をしているというのではなく、想いを持って仕事ができる人になりたいです。

上手くいえませんが、職場の仲間、関わる人、山、自然、それらの全体で幸せになれるような仕事がしたいです。

生活環境については移住を考えており、この場所を探していた!というような所に住みたいです。自分にとって理想的な環境に巡り会いたいと願っています。

今後、特に身につけたい技術や力は何ですか。

伐倒の達人になりたい。重機もめっちゃ上手いなと言われる人になりたい。うん、林業に必要となること全部ですね。

何でもあいつに任せておけば間違いないと言われるような人になりたいです。

5.受験を考えている人へ

同じ年代の人に伝えたいことはありますか。

とくしま林業アカデミーで良かったことは、安全・確実・丁寧に基礎から学べます。

私は、林業の入口としてアカデミーを選んで、正しい選択をしたと感じています。 是非とくしま林業アカデミーへ!

6.その他

家族や周囲の反応はどうでしたか。

親からはなんで林業?家業を継いで欲しいと言われました。
今、お付き合いしている女性がいるのですが、彼女も山や自然が好きな人で、「山師かっこいい!」と喜んでくれました。彼女の祖母も山登りが好きな方で、私が山に携わる仕事に就くことを喜んでくれました。

現場を経験して、進路への考え方が変わった点はありますか。

現場を経験して変わったというよりは、アカデミーで学ぶ中で色々考え方が変わってきました。林業家を目指すことを決めた最初の頃は、自分で山を買って、そこを自分の力で伐採・経営していく自伐林家に憧れていました。でも今は、まだ技術・知識を磨く段階だと思うようになりました。

まずはインターンシップを通じて、ここに就職したいと思える事業体を見つけて就職し、もっと経験を積みたいと思っています。

この年代で挑戦して良かったと感じる理由は何ですか。

一番は自分を信じて飛び出せたことが良かったです。全く知らない世界に飛び出そうとした時、アカデミーがあるということが心の中で後ろ盾になっていました。

転職したい人はアカデミーへぜひ!と思います。

悩んでいる人はなんとかなるので飛び出してみてください。アカデミーにくればなんとかなります。

やって後悔するよりやらずに後悔する方が後を引くとよく聞きます。本当にそうだと思います。

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