林業の現場では、木を伐る技術だけでなく、「山を測る」技術も欠かせません。
森林の面積や地形を把握したり、作業道を計画したり、森林の境界や立木の位置を確認したり。
安全で効率的な森林施業を行うためには、正確な測量の知識と技術が必要です。
アカデミーでは、林業に必要な測量の基礎を学ぶ「コンパス測量」の授業を行っています。
授業のスタートは、昔ながらのアナログのコンパス測量機です。
研修生たちは、実際に測量機器を操作しながら、方位や距離を測定し、その結果を記録していきます。
「機械を設置する」
「水平を取る」
「方位を測る」
「距離を測る」
「測ったデータを整理する」
一つひとつの作業を実際に行うことで、測量の基本的な考え方を身につけていきます。
そして、基礎を学んだ後は、現在の林業の現場で活用されている測量技術について学びます。
授業では、林野庁 四国森林管理局 徳島森林管理署の職員の方を講師にお迎えし、森林管理の現場で実際に使われている測量技術について講義していただいています。
近年、林業の現場では、レーザー測量をはじめとするデジタル技術の活用も進んでいます。
レーザーを利用して森林や地形を計測することで、広い森林の状況を効率的かつ高精度に把握することができます。
アカデミーでは、まずアナログのコンパス測量を通して「測る」ことの基本を自分の手で学びます。
そのうえで、レーザー測量など、現在の林業で活用されているデジタル技術についても学びます。
基本を知るからこそ、技術の進歩も理解できる。
昔ながらの測量方法から、デジタル技術を活用した新しい測量方法まで。
さまざまな「測る技術」を学びながら、これからの林業現場で必要となる力を身につけていきます。

