「チェーンソーブーツの歩き方」講習

林業の現場で安全に作業を行うためには、チェーンソーの技術だけでなく、山を安全に歩くための技術も重要です。
今回は、チェーンソー作業をはじめとする林業作業中の足元を守る「チェーンソーブーツ」の正しい使い方について講習を行いました。
チェーンソーブーツは、チェーンソーによる切創などの危険から足を守る防護性能を備えているだけでなく、急斜面や粘土質の地面、岩場、ザレ場など、林業特有の不安定な環境でも安全で疲れにくい歩行を支えてくれる重要な装備です。
しかし、性能を十分に発揮するためには、ブーツの特徴を理解し、山林を歩くための技術を身につける必要があります。技術が伴わなければ、せっかくのブーツも「重くて硬く、滑りやすい靴」になってしまいます。
講習では、まず「なぜチェーンソーブーツを履くのか」を理解するため、林業現場における足部の事故状況やブーツの防護性能、各メーカーの特徴などについて学びました。その後、実際にチェーンソーブーツを履いて山に入り、歩行技術の習得に取り組みました。
緩やかな斜面での登り降りから始まり、粘土質の地面、岩場、急斜面へと段階的に練習を進める中で、研修生からは
「これまでは道と思わなかったところも、道に見えるようになってきました」
という感想も聞かれました。
林業では、歩くことそのものが技術のひとつです。今後も安全な作業につながる歩行技術の向上に取り組んでいきます。

シェアはこちらから!
  • URLをコピーしました!